■ 経済的制裁は平和か Date: 2001-10-14 (Sun)

 今日、NHKの日曜討論を視聴して、どうしても言いたいことがある。それは日本共産党の議員が自衛隊派遣や米国の空爆を批判した後に、それに代わる対案として「徹底的に経済的封鎖を行うべきだ」と言っていた。それを行った後に考えればいいなどとのたまっていた。はっきり言って、アフガニスタンの国内を一度も見たことがない戯言というほかはない。アフガニスタン国内が79年のソ連の侵攻以来、どれほど疲弊しているか。長期にわたる経済封鎖はアフガニスタン国民に「緩やかに死を迎えてください」と言っているのと変わらない。平和的解決のひとつとして欧米は経済封鎖を直ぐに持ち出すが、イラクも長期の封鎖でどれほど苦しい生活を余儀なくされているか。古くは大東亜戦争へ先端を開かざるを得なかった遠因の一つが、日本に対する欧米列強によるABCD包囲網にあったことを思い出すべきである。経済封鎖は決して平和的ではない。酷い形での死や建物などの崩壊がないだけに、より一層悲惨である。それを肝に銘じるべきだ。

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