■ 北朝鮮の軍事パレードに思う

Date: 2003-09-10 (Wed)

 北朝鮮は建国55周年の9日、朝鮮人民軍の閲兵式や大衆パレードなどを挙行した。事前に朝鮮通と思われる人たちや米国などは軍事パレードが行われ、新型のミサイルが公開されるなどとうるさかったが、そうした予想は見事に外れた。

 今朝のテレビを見ていると、元北朝鮮工作員の安明進が軍事パレードでの衣装について戦闘帽を被っていることをことさら強調して話していたが、それさえも所詮はお里が同じ人間が言う話である。話半分か、眉につばを付けて聞けばいいような話である。6カ国協議の枠組みを壊す恐れがあるから挑発は避けたという識者もいるが、そんな事が挑発になるほど国際社会は成り下がったのか。

 元々、北朝鮮は92年4月の人民軍創設60周年慶祝閲兵式以来、兵器パレードは行っていない。それは国際社会に対する配慮とかではない。

 もっと単純に考えよう。パレードで無駄に使うほど燃料がないだけである。それを深謀遠慮、権謀術数があるがごときに勝手にこちらが考える。そんなたいそうな国じゃない。基本的には輩ですよ。そんな輩である北朝鮮程度の国に右往左往している日本や米国、国際社会がおかしいのである。

 そこで基本に立ち返って考えるべき時期に来ているのではないか。何故、取るに足らない輩がこれほどまでに国際社会で注目を浴びるのか。それは自ら核保有していると宣ったからに他ならない。

 米国はイラクを攻撃するときに、核や細菌兵器など大量破壊兵器の存在を理由に侵攻した。しかし、イラクからはその後大量破壊兵器は見つかっていない。

 要するに実際に核を保有していれば、攻められることはなく。攻められるのは何の証拠もないのに米国が持っていると喧伝し、都合の良いように情報操作をして攻める理由を作られた国なのである。

 だからこそ、外交カードとして自ら核保有を宣言しているような国とは世界唯一の被爆国としては国交断絶を続け、万景峰号の入港などは認めるべきではない。

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